製造プロセスが稼働している期間中,連続的に原料又はそれらの混合物を製造工程内に供給し、生産物を継続的に生産する方法
医薬品の連続生産を導入する際の考え方について (暫定案) [PMDA 2018]
連続生産は一連の2つ以上の単位操作で構成される統合プロセス
Quality Considerations for Continuous Manufacturing
- Guidance for Industry - DRAFT GUIDANCE [FDA 2019]
バッチ生産 | 連続生産 | |
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原材料の投入/生産物の回収 | ■原料を全量または分割して非連続的に製造設備に投入 ■操作完了後,生産物が一斉に取り出される |
■原料又は混合物を連続的に製造工程内に投入 ■製造後の生産物を連続的に取り出す |
作業員の介入 | あり(単位操作毎にスタート/ストップ) | なし(単位操作を連結し,次工程へ自動的に移行) |
品質管理 | 工程パラメータ管理,工程管理試験,Real time release testing,規格試験等 | 左記に加え,In line試験結果に基づく一定時間内の不良品排除等 |
スケールアップ | スケール毎の検証作業が必要 | 開発時の機器を実生産スケールと合わせると,検討効率化が可能(→速やかな実生産化が可能) |
生産施設面積 | 広い | 狭い |
手法の選択背景 | 基礎化学品と比較すると,大量生産の必要性が低く,高収益性であるため,バッチ生産で事足りていた | 医薬品の低コスト化・品質向上要求の高まりに合わせ,導入されるようになってきた |
製造量 | 仕込量 x バッチ数 | 製造速度 x 時間 |
原薬品質に対する影響の大きい単位操作である、反応・晶析の技術開発に注力
●光反応、特殊反応、水添反応などのフロー合成、連続製法への適用
●連続晶析の適用
ー 結晶多形および結晶粒径の制御、粉砕工程の省略
ー 再現性のある高度な品質制御
●製造能力:0.02~0.1㎏/h
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