抗がん薬の取り扱いは、治療を受ける患者さまだけでなく、抗がん薬を取り扱うメディカルスタッフのみなさまの健康にも配慮した環境を整え、抗がん薬曝露から守る必要があります。米国では、「USP800」というハザーダス・ドラッグを医療機関で適切に取り扱うための指針があり、曝露対策が制定されています。また、日本国内では未制定ではあるものの、メディカルスタッフの曝露問題は、取り組むべき問題のひとつとして認識され始めています。
シオノギファーマはこの課題解決のひとつとして、尿・唾液中の抗がん薬量の測定「生物学的モニタリング」をはじめ、作業環境や防護具に飛散した抗がん薬の測定「環境モニタリング」にも力を注いでいます。
特に、シオノギファーマの特許技術であるサンプリングシート法は、どなたでも簡単かつ安全に検体の測定ができると高い評価を得ております。 私たちは、測定目的や場所、そして用途にマッチしたサンプリング位置や手法を提案し、メディカルスタッフのみなさまが安心して働ける作業環境づくりをサポートいたします。大切なメディカルスタッフの皆さまのためにも、定期的な測定をおすすめいたします。
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外来化学療法室
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